【温鋼知新-04】RELEASE FROM AGONY + ETERNAL DEVASTATION【DESTRUCTION】
断捨離430枚目
RELEASE FROM AGONY + ETERNAL DEVASTATION
DESTRUCTION
温鋼知新-04
発売日:
RELEASE FROM AGONY…1987/12/1
ETERNAL DEVASTATION…1986/1/12
レーベル: Steamhammer/SPV
RELEASE FROM AGONY
1. "Beyond Eternity" 1:11
2. "Release from Agony" 4:44
3. "Dissatisfied Existence" 4:30
4. "Sign of Fear" 6:46
5. "Unconscious Ruins" 4:27
6. "Incriminated" 5:22
7. "Our Oppression" 4:49
8. "Survive to Die" 5:31
ETERNAL DEVASTATION
9. "Curse the Gods" 6:02
10. "Confound Games" 4:29
11. "Life Without Sense" 6:24
12. "United by Hatred" 5:04
13. "Eternal Ban" 3:41
14. "Upcoming Devastation" (instrumental) 4:06
15. "Confused Mind" 6:06
こんにちわ、あおさん(@aosan)です。
私がその当時に聴いてこなかったあのバンドを聴いてみるゾのコーナー。
月1回、私の本当に聴きたいアルバムを買う企画、第4弾。
今年最後のレビューは、
クリエイター、ソドムに並ぶジャーマンスラッシュの代表格「デストラクション」です。
彼らの作品の中でもスラッシュメタルの中でも最高傑作と言われる3rd『リリース・フロム・アゴニー』。
探しまくりました。
まず、ブックオフにもハードオフにも置いていない。disk unionでも3000円以上するほど価値がついてます。
私が今回探しあてたのはメルカリ。
1200円でした。
でも買ってよかった。こいつは素晴らしいです。
しかも2nd『エターナル・デヴァステーション』とのカップリング。
30年前にメタルを聴き漁っていた当時から、気になっていた特異で印象的なジャケット。でも今まで聴く機会がありませんでした。
さて、その「デストラクション」は日本では『ジャーマンスラッシュ三羽ガラス』と、これはまた本当にセンスのない通り名をつけられたものだと思います…。
後に二羽は「クリエイター」と「ソドム」です。
1982年に結成され、1985年に1st『インファーナル・オーヴァーキル』をリリース。
正統派スラッシュから、2作目、3作目とテクニカルに、メロディアスに、ドラマチックに、そしてイカレてます。
間違いなく、下手なデスメタルよりも凄まじい切れ味で、その名に恥じない破壊力があります。
彼らを特徴づけているシュミーアのボーカルは、好き嫌いをはっきりと分けるでしょう。次元の高いスラッシュなのに、なぜか抜けきらないB級臭さ。ダミ声からハイトーンまでのうねるような他にないボーカルです。この手を聴き込んできたと自称している私でさえ、「うわっ」っと思いましたしね。
しかし、ヘタウマの妙というのか、デストラクションの狂気性の高いサウンドにこの声は、ハマると抜け出せなくなる中毒性がありますね。
そしてギター。凄まじいですねツインリード。まるでメコン・デルタを聴いているかのような複雑怪奇さ、次々に転調して息をつく暇もないぐらい。それでいてメロディアスかつ切り刻まれるようにソリッド。
一言で言って、狂気的です。
また、ジャーマン系バンドはどこか”鬱”が漂うんですよね。
これはスラッシュ・メタルとかヘヴィメタルとか関係なく、”鬱”とか”陰”が滲みます。
その感じが、とても私にはしっくりくるんです。
これ、当時手に入れていたら一日中聴いていただろうな~。
スレイヤーの『レイン・イン・ブラッド』に並ぶぐらい神盤ですね。
さてさて、30年前の趣味が完全に戻ってしまったようです。
聴きたいアルバムがたくさん出てきてしまっているし、2000年以降に生まれたバンドもたくさん聴いてみたい。
そろそろサイトの趣旨を変えたほうがいいかなと思っておりますm(__)m
明日から3日間はお休みしようと思います。
次は1月4日から始めて行こうと思っております。
年始一発目は毎年恒例の…
そしてヘヴィメタル界をひっくり返したあの名盤からスタートします。
さて、なんでしょう(笑)(笑)
それではまた来月、違う名盤で👊
※1月も『温鋼知新シリーズ』は2枚紹介します。
同年にリリースされた名盤たち (1986~1987年)
構成メンバー/参加ミュージシャン/クレジット
RELEASE FROM AGONY
- Marcel "Schmier" Schirmer – bass, vocals
- Harry Wilkens – lead guitar
- Mike Sifringer – rhythm guitar
- Oliver "Olli" Kaiser – drums
ETERNAL DEVASTATION
-
Schmier – bass, vocals
-
Mike Sifringer – guitars
-
Thomas "Tommy" Sandmann – drums
収録曲
本作2曲目、3rdアルバムのタイトルナンバーである『リリース・フロム・アゴニー』。
PVがありました。まさかあるとは思わなかった(笑)
テクニカルかつ狂気的なサウンドに狂気的な映像。しかもけっこう真面目に作り込まれてるのがいい。ユニークだけどけっこう怖い。
デストラクションと言えば、この曲だ!と言える名曲だと思います。
2nd『エターナル・デヴァステイション』から、本作9曲目『カース・ザ・ゴッズ』。
かなりストレートなスラッシュです。
トリオバンドとは思えない重厚感。癖のあるシュミーアの狂気的なボーカル。
B級感はかなり強いですね。
名作と言われる『リリース・フロム・アゴニー』よりもこちらの方が好きという方も結構いるようです。
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