【温鋼知新-09】NEVER,NEVERLAND【ANNIHILATOR】
名盤巡拝470番
NEVER,NEVERLAND
ANNIHILATOR
温鋼知新-09
発売日:1990/9/12
レーベル: Roadrunner
1. "The Fun Palace" 5:51
2. "Road to Ruin" 3:42
3. "Sixes and Sevens" 5:20
4. "Stonewall" 4:50
5. "Never, Neverland" 5:29
6. "Imperiled Eyes" 5:27
7. "Kraf Dinner" 2:41
8. "Phantasmagoria" 3:59
9. "Reduced to Ash" 3:09
10. "I Am in Command" 3:34
こんにちわ、あおさん(@aosan)です。
私がその当時に聴いてこなかったあのバンドを聴いてみるゾのコーナー。
今回の温鋼知新は、アナイアレイターです。
私の第1印象は…
これ?メガデス?
・・・バンド名はなんて読むの?
という印象でした、wikiってみると、あぁなるほど、そういうことねの説明がwww
アナイアレイターはカナダのスラッシュメタルバンド。
カナダ産スラッシュといえばヴォイヴォドが有名ですね。たしか彼らもかなりテクニカルなことをやるバンドでしたね。
アナイアレイターは1984年にギターのジェフ・ウォーターズとボーカルのジョン・ベイツを中心に結成。wikiによれば「メガデスのようなテクニカル・スラッシュを目指し…」とのことで、あぁなるほどって感じです。
本作は1990年にリリースされた3枚目のスタジオアルバム。
ぱっと聴きの印象では、元気があって勢いもあり、聴きごたえあります。
そして、ぐっと心を鷲掴みにされてしまうようなギターリフがてんこもり。
そして、とにかく目立つギター。
初聴で「スラッシュメタル??」という違和感がぬぐえなかった理由がココかな。
王道のスラッシュメタルたりうるための要素としての鬼のようなリフは素晴らしいんですが、ギタープレイが強すぎてギターヒーローのいるハードロックバンド的な雰囲気がスラッシュメタル然としたあり方を否定しちゃってる気がします。何言ってるかわからんww
そういった意味では、メガデスは世界観の構築でやっぱスラッシュメタルとして「上」を行ってる気がしますね。
アナイアレイターも一部一部聴けば、間違いなくスラッシュメタルしてて、ボーカル、炸裂するリフとともに非の打ち所がないんですが、ギターソロになるとね、テクニカルでかっけーんですけど、やり過ぎ感なのかな。
わりと1曲目の『ザ・ファン・パレス』が評価が高いんですが、個人的には2曲目『ロード・トゥ・ルイン』とか6曲目『インペリルド・アイズ』はテクニカルでしっかりスラッシュしてていいですね。
文句ばっかり言ってきたわりには、やべ、かっけ~ぞこれって曲、フレーズがちりばめられていて、あれ?結局、好きなのかwwwという結論です。
私の独断と偏見の評価
好きか嫌いかの独断と偏見による10段階評価です。私が最も愛してやまないMETALLICA『…and justice for all』を「10」として考えています。5段階で初めたけど、「4」ばかりになりそうなので変えました💦
8.0
【講評】
スラッシュメタルバンドにギターヒーローがいたらこうなった。
みたいなバンドですね。
他のスラッシュメタルバンドが紆余曲折しながらも、俺たちはこんなことがしたい!ってのが見える作品を作っているのに対して、アナイアレイターというバンドがどんなことをしたいのかってのはよく見えないので、その辺がカッコいいんだけど、ふわふわした違和感がぬぐえない感じなのかな。
どの曲もカッコいんですけどね~。
それではまた、違う名盤で👊
同年にリリースされた名盤たち (1990年)
※同年にリリースされたスラッシュメタル作品です。ちょうどターニングポイントになる作品ばかりですね。
構成メンバー/参加ミュージシャン/クレジット
- Coburn Pharr – vocals
- Jeff Waters – guitars
- Wayne Darley – bass
- Ray Hartmann – drums
収録曲
本作1曲目『ザ・ファン・パレス』。
口コミを見ていると人気の高い1曲。
初めて聴いたアナイアレイターの曲がこれだったから、スラッシュメタルバンド??という違和感を持ってしまったかな?
とってもドラマチックな構成の伝統的なヘヴィメタルですよねww
スラッシュじゃないな。
2曲目『ロード・トゥ・ルイン』。
このリフは痺れますね~。スラッシュはこうありきです。
かなり好きな曲です。
6曲目『インペリルド・アイズ』。
これはテクニカルですね。まさにメガデスみたい。
全然先の展開が読めないのに、疾走感があっていいですね。
このアルバムで一番好きですね。
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