VISIONS FUGITIVES【MEKONG DELTA】
断捨離367枚目
VISIONS FUGITIVES
MEKONG DELTA
発売日:1994/7/21
レーベル: iRS
- Them – 5:05
- Imagination – 4:49
- Suite for Group and Orchestra Part 1: Introduction – 2:11
- Suite for Group and Orchestra Part 2: Preludium – 5:01
- Suite for Group and Orchestra Part 3: Allegro – 4:23
- Suite for Group and Orchestra Part 4: Dance – 2:34
- Suite for Group and Orchestra Part 5: Fugue – 4:25
- Suite for Group and Orchestra Part 6: Postludium – 2:37
- The Healer – 7:34
- Days of Sorrow – 5:03
こんにちわ、あおさん(@aosan)です。
ドイツのスラッシュメタルとプログレッシブロックのクロスオーヴァーを発信し続ける、奇才ラルフ・ヒューベルト主宰のバンド「メコン・デルタ」。
このバンドはツボにはまってしまって、たくさんアルバム持ってます。
スラッシュメタルとプログレのクロスオーバーというよりかは、スラッシュメタルの範疇でクラシック音楽を体現していくようなスタイルが、自然とプログレッシブなサウンドになっていったという感じですね。彼ら自身プログレをやっているというようなことは一切語っていないですしね。
しかし、彼らの音楽は複雑怪奇です。そういった意味では、ラルフ・ヒューベルトにはロバート・フリップ(キング・クリムゾン)のような音作りへの造詣を感じます。だから、お二人とも好きだなぁ。
彼らで有名な逸話は、エマーソン・レイク・アンド・パーマーのカヴァーで有名なムゾルグスキーの『展覧会の絵』をメコン・デルタでカヴァーしており、しかも鍵盤楽器は一切使っていない。前作「カレイドスコープ」(1992)でもクラシック音楽の運動会で有名な『剣の舞』をカヴァーしています。
一切鍵盤楽器を使わず、ギター、ベース、ドラムだけで、これらクラシック音楽へ接近をし、サウンドが複雑怪奇でテクニカルになるにつれ、音楽評論家らには、スタジオ編成だからできること、ライブでの再現は不可能と言われていました。
それらを払拭したのが「ライブ・アット・エキシビジョン」(1992)。鳥肌もののテクニカルなライブ音源が聴けます。
どちらもリンク欄で、私の記事があるのでぜひ見てください。
あぁ、本作のレビューが全然できてねぇ(笑)
とにかく、前作「カレイドスコープ」での評価も高かったのですが、本作は1,2曲目は今までの路線を踏襲したスラッシュメタルとプログレのクロスオーバー的な、硬質感高いサウンドです。3曲名以降はオーケストラアレンジを入れた20分を超える壮大な組曲です。
メコン・デルタ好き(いないか💦)にはたまらん1枚です。
それではまた明日✋
過去の紹介記事/関連記事
構成メンバー/参加ミュージシャン/クレジット
- ダグ・リー - ボーカル
- ウヴェ・バルトラッシュ - ギター(元ソドム)
- ラルフ・ヒューベルト - ベース
- ピーター・ハース - ドラムス(元クロークス)
収録曲
本作1曲目『ゼム』。
今までメコン・デルタを聴きなれている方なら、なるほどのメコン・デルタらしい1曲。
3曲目以降の組曲の1節。オーケストラをフューチャーしたものは、今までなかったんじゃないかな。よりクラシックに接近した感がありますね。
スラッシュメタルバンドの作品とは思えないですね。
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