名盤巡拝478番
UNDER THE INFLUENCE
OVER KILL
温鋼知新-12
発売日:1988/6/5
レーベル:メガフォース
1. "Shred" 4:05
2. "Never Say Never" 4:58
3. "Hello from the Gutter" 4:14
4. "Mad Gone World" 4:31
5. "Brainfade" 4:08
6. "Drunken Wisdom" 6:17
7. "End of the Line" 7:03
8. "Head First" 6:02
9. "Overkill III (Under the Influence)" 6:33
こんにちわ、あおさん(@aosan)です。
私がその当時に聴いてこなかったあのバンドを聴いてみるゾのコーナー。
今回の温鋼知新は、オーヴァー・キルです。
最近は連チャンでメタル系ですね。
最近は、吹っ切れたように気になったモノ買ってるんで、しばらくメタル系多いです。スミマセン。
このバンドは好きだな~。
アメリカは東海岸を本拠地とするスラッシュ・メタルバンド。アンスラックスと同じ地域で活動していたバンドってだけでなく、
サウンドもアンスラックスの粗削りな1st『フィストフル・オブ・メタル』(1984)にかなり近い。雰囲気は2nd『スプレッディング・ザ・ディジーズ』(1985)に近い。アンスラックスほど洗練されてはいませんが。
しかし、ぶっ壊れ方はオーヴァー・キルのほうが上かもしれませんね。
それについては、のちほど。
オーヴァー・キルは、1982年にラブリカンツというパンク・バンドに在籍していたD.D.ヴァーニ(b)とラット・スケイツ(Ds)に、ボーカルのボビー・エルズワースとギターのボビー・ガフタソンが加入し、バンド名を改名して結成された。
バンド名はモーターヘッドの『オーヴァーキル』(1979)から命名された。
また、前身バンドであるラブリカンツにはアンスラックスのダン・スピッツが在籍していた。
さて、本作は彼らの3作目のスタジオアルバム。
従来のスラッシュ・メタルの枠だけではなく、出自がパンクバンドということもあり、ハードコア・パンクの激しさや攻撃性を存分に内包しつつ、伝統的なヘヴィ・メタルの影響や、バンド名の所以たるモーター・ヘッドのようなヘヴィ・ロックの影響も感じられます。
しかし何度も聴くうちに思うのは、やはりかれらのぶっ壊れ感ですね。
テンポを落としたグルーヴィな展開かと思うと、爆発的な速度のリフやギターソロに突入したり、爆発的な展開の中で、どこでどういう発想したら、こういうアコースティックなフレーズ入れる?って思うような不思議な展開。
はっきし言って、楽しいです。このアルバム。
アンスラックスほど洗練されていなくて、若々しさ、荒々しさと同時に、予想もできないぶっ壊れフレーズをぶち込んでくる全9曲、飽きずにスカッと聴ける、なかなか優秀な1枚。
ベースとリフだけ聴いてると、アンスラックスにしか聴こえませんよ。
安かったら、もう一枚買ってみようかなと思います。
私の独断と偏見の評価
好きか嫌いかの独断と偏見による10段階評価です。
私が最も愛してやまないMETALLICA『…and justice for all』を「10」として考えています。
8.4
単純に好きですね。リピートして聴いてますし。
荒々しさと発想が好き。
それではまた、違う名盤で👊
同年にリリースされた名盤たち (1988年)
構成メンバー/参加ミュージシャン/クレジット
- Bobby "Blitz" Ellsworth – lead vocals
- Bobby Gustafson – guitar, backing vocals
- Sid Falck – drums
- D.D. Verni – bass, backing vocals
収録曲
2曲目「ネヴァー・セイ・ネヴァー」。
イントロのベケベケベースだけで、すでにアンスラしてますが、
ギターリフ、ボーカルの歌いまわし、そっくりです。
3:09から3:50までのギターソロでかなり壊れ始めます。最後のフレーズは何?CD壊れたのかと思った💦
4曲目「マッド・ゴーン・ワールド」。
普通にスラッシュメタルしてて、いいっすね~。
ギターリフの切れ味といい、1:10あたりからのぶっぱなし感といい。
本作の中でかなり好きな曲です。
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