A SENSE OF PURPOSE【IN FLAMES】
名盤巡拝463番
A SENSE OF PURPOSE
IN FLAMES
発売日:2008/4/1
レーベル: Nuclear Blast
1. "The Mirror's Truth" 3:02
2. "Disconnected" 3:37
3. "Sleepless Again" 4:12
4. "Alias" 4:53
5. "I'm the Highway" 3:46
6. "Delight and Angers" 3:41
7. "Move Through Me" 3:08
8. "The Chosen Pessimist" 8:16
9. "Sober and Irrelevant" 3:24
10. "Condemned" 3:36
11. "Drenched in Fear" 3:32
12. "March to the Shore" 3:30
13. "Eraser[Note 1]" 3:22
14. "Tilt[Note 1]" 3:49
15. "Abnegation[Note 1]" 3:43
こんにちわ、あおさん(@aosan)です。
スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、イン・フレイムスです。
ディスクユニオンの「デスメタル/ブラックメタル」コーナーにありました。
手ごろなお値段だったので、思考停止状態で購入しましたww
さて、最近多い展開で恐縮ですが、
結論として、デスメタルじゃない。
しかしながら、正直なところを言うと、
1曲目が流れたときに、素直に「かっけ~」と不覚にも、誠に遺憾ですが思ってしまいました。
デスヴォイスというよりスラッシュメタルでもかなりコアな方のシャウト系のボーカル。デスメタルというよりも伝統的なブリッティッシュメタルを思わせる曲構成(演歌的要素アリ)、こりゃハマる人はハマるかもと思います。
もうそりゃデスメタルですよって曲もあるし、基本かっけ~なんですが、このなんともしっくりこなさ感があり、何度も何度も聴いて、結論づいた感じです。
なんでしょうね、ハードロックと言ってもおかしくないんじゃないかな。すでにデスメタルと言われる面影はボーカルしかない。そのボーカルも、ときにクリーンに歌っちゃってるし。
ぶっちゃけリンキンパークからヒップホップ要素をのぞいたらこうなるんじゃない?って感じですね。
優等生過ぎる、整いすぎている感が、スラッシュメタル全盛時代に育まれたオッサンにとっては肌に合わない感じですm(__)m
さて、wikiってみると、初期はメロディックデスメタルの牽引役的な立場だったのが、音楽性を変化させていき、本作ではオルタナティブ・メタルへの移行期の作品とのこと。
本作は2008年にリリースした9作目。1994年のデビュー作からコンスタントにねん1~2枚をリリース。精力的に活動しています。
しかし、ジャケ画がカッコいい。けっこう好みです。
たぶん、アイアン・メイデンとか、ハロウィンとか、この辺りの叙情的な正統派サウンドが好きで、エクストリーム系を求める人はハマるのではと思いました。
それでは、また明日✋
私の独断と偏見の評価
好きか嫌いかの独断と偏見による10段階評価です。私が最も愛してやまないMETALLICA『…and justice for all』を「10」として考えています。5段階で初めたけど、「4」ばかりになりそうなので変えました💦
7.9
【講評】
1曲目を初めて聴いたときは「イイ」と思いました。
しかし、聴き続けると、どの曲も同じに聴こえる??
ときどき鼻につくクサイ叙情的演出、一辺倒なシャウトボーカル。
後半に行けば行くほど、コアに行きたいのか、叙情的に行きたいのか、ちょっと詰まったような感覚に。
それでも、9曲目のようにデスメタル然とした荒っぽい曲もあり、好感持てます。
彼らの持ち味である、このわざとらしいクサイ演出は、もっと抑えたほうがスパイスになって、全体的な攻撃性とか、終末観的な雰囲気が際立つと思うんだけどなぁ。
他の作品買うのは考えちゃうな…。
それでは、また明日👍
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なし
構成メンバー/参加ミュージシャン/クレジット
- Anders Fridén – vocals
- Björn Gelotte – lead guitar
- Jesper Strömblad – rhythm guitar
- Peter Iwers – bass
- Daniel Svensson – drums
収録曲
本作1曲目『ザ・ミラーズ・トゥルース』。
イントロのリフでゾクッとしたのは否定しません。
全体的にカッコいいとも思います。
でも、リンキンパークに見えてしまうのは…、私の思い違いかな?
9曲目『ソバー・アンド・イレラヴァント』。
イントロからのぶっぱなし感はデスメタル然として好き。
しかし、後半結局、叙情的演出をやっちゃう。
こうゆう演出は、もうちょっと抑えめに入れたほうが全体的な攻撃性とかぶっぱなし感が強調されていいと思うんだけどな。
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